どうして垂れ乳に?【年齢別】胸が垂れる原因&ケア方法を徹底解説
「まだ20代だというのにおっぱいが垂れてきた」若いからバストが垂れないかというと、それは大間違いです。若いからといってバストを侮るなかれ。バストに合ったブラジャーをつけていなかったり、日々のバストケアを怠っていたりすると、知らず知らずのうちに垂れ乳に。今回は10代、20代、30代の年齢別に、胸が垂れる原因&ケア方法について徹底解説していきます。
どうして垂れ乳に?その原因9つ
①クーパー靭帯の伸びや切れ
バストを支えているベースとなっているクーパー靭帯。筋肉とは異なる繊維体で、大胸筋とバストの脂肪細胞を支えている部位です。バストが垂れてしまう最も多い原因とされているのが、そのクーパー靭帯の伸びや切れによるものなのです。眠っているときの重力であったり、ランニングなどの激しい運動によるものであったり、バストの揺れが大きいことで、クーパー靭帯が伸びたり切れたりしてしまいます。一度切れたり、衰えてしまったりすると、クーパー靭帯そのものの再強化は難しくなるため、注意が必要なのです。
②姿勢が悪い
今の姿勢を客観的にチェックしてみましょう。
- ・首から上が前の方に出ていませんか?
- ・背中が丸まっていないでしょうか?
- ・いつも胸を張っていますか?
- ・肩が前に出ていませんか?
世界の猫背人口の60%は日本人であるという報告がされているほど、日本人に多い猫背。今この記事を読んでいるあなたもその一人ではありませんか?猫背は楽なだけで、数々のデメリットを引き起こす悪の姿勢なのです。バストアップを図りたくても、猫背であっては血流が悪くなり、栄養成分や女性ホルモンがバストに届きにくい状態となっています。垂れ乳の原因が猫背にないとは言い切れません。
③過度なダイエット
ダイエットをするとバストからお肉が落ちていく……そんな悲しい現実を、目の当たりにしたことがあるのではないでしょか?食事制限など過度にしたダイエットは、バストという女性らしさの光る部分の脂肪を、容赦なく落としてしまうため、ダイエットをする上では注意しないといけません。今の段階で垂れ乳になっている原因がダイエットにあるなら、「少し太ればバストにも脂肪がついてくれるのでは?」なんていう考えは正直甘いです。バストの脂肪を落とさないためには筋力トレーニングも必須だったのですが、それをしなかったため、そして皮膚そのものが伸びてしまったことが、垂れ乳となって現れていると考えられるでしょう。
④バストのハリやうるおい不足
加齢とともに美容成分が減少傾向にあるように、バストの皮膚もハリやうるおいが不足しがちになってきます。顔のお肌と同じように、外側そして内側からのケアがバストも必要なのです。ケアが行き届いていないと、バストもお肌と同じく垂れてきてしまいます。
⑤女性ホルモンの乱れ
女性ホルモンのエストロゲンはバストアップに必須の物質です。別名美人ホルモンとも呼ばれる物質で、女性らしい体づくりには欠かせないのです。しかし20歳をピークに徐々に減少していく傾向にあるため、バストに気を遣っていかないことには、垂れてしまうなどの影響が出てきます。
⑥大胸筋の衰え
美バストを形成する上で筋トレで鍛えておきたいのが大胸筋です。バストを支える部分の力=大胸筋の衰えが始まることで、バストそのものにかかる重力によって徐々に垂れてきてしまいます。またさらに垂れ乳を加速させるのが、脇や背中の筋肉に大胸筋の衰えたバストの脂肪が引っ張られてしまうという事実です。あなたのバスト、大胸筋の衰えは見られますか?
⑦胸&リンパ周辺の血流の悪さ
いつもの生活でデスクワークやスマホの見すぎは多くありませんか?また運動不足であったり、猫背で姿勢が悪かったりすることでも、首や肩周辺の筋肉にコリが発生しやすくなります。そのコリが曲者で、胸やリンパ周辺の血液循環を悪化させるのです。血流にのって運ばれる女性ホルモンや栄養成分、それらがバストへしっかりと届けられない状態に陥っていることが考えられます。
⑧うつぶせ寝
普段どんな体勢で眠っていますか?実際うつぶせになってみるとわかるように、バストに相当負担がかかっているのに気づくでしょう。うつぶせ寝で毎日眠っていたらどうなるか……。想像しただけでもバストが痛々しいですね。
⑨合っていないブラジャーの着用
今、つけているブラジャーはホールド感が甘く、休憩中などに直さないとダメだったり、アンダーサイズが緩かったり、サイズそのものが合っていないと感じていたりしていませんか?ブラジャーの役割は重力に対してバストの形をしっかりと保つことにあります。それなのに肝心のブラジャーが動いてしまっては、機能としてはどうなのでしょうか?
またここ何年か前から流行っているブラトップ。ブラジャーをするよりずっと簡単で楽だから愛用している人も多いことでしょう。ブラトップであってもホールド感がブラジャー並みであれば、さほど問題はありません。しかしブラジャーよりもホールド感が甘いものであるなら、単に美バストを遠ざけてしまうだけなのです。ブラトップを普段の下着として使っていくことは、垂れ乳を呼び込むだけなのでおすすめしません。またさらに楽になりたいからと、ノーメイクで素肌を紫外線にさらしている状態と同じように、ノーブラで過ごすことも、言うまでもなくバストにとってはNGなのです。
あなたのバストは心配なし?垂れ乳度チェック
さてここで、自分のバストが垂れ乳なのかどうか、ブラジャーを外した状態で簡単にチェックしてみましょう。
- ・鎖骨の中心部
- ・左の乳首
- ・右の乳首
上の3つを結んだ3点の距離が正三角形になっていれば、美バストです。もしも二等辺三角形になっていれば垂れ乳だということに。ただし垂れ乳であっても、脇や背中に流れていて、離れた状態の人は垂れ乳の最終段階の状態でピンチです。今すぐにバストケアを実施しましょう。
【10代編】垂れ乳改善は正しいブラの付け方&選び方を学ぶべし!
お肌がプルプルの10代の場合には、お肌にハリがあるので垂れ乳といっても、そんなに深刻に悩む必要はありません。特にバストサイズが大きい人にとっては、垂れてしまうのではないかと心配になるかもしれませんが、心配無用です。10代という年頃はまだまだバストが成長期にあり、正しいブラジャーの付け方と選び方さえマスターすれば大丈夫です。基本的なブラジャーのサイズ選びがありますが、それはあくまでも目安だと思って、実際に下着専門店のスタッフにサイズを測ってもらい、試着をしてみましょう。選ぶ際にはアンダーサイズに注目してみてください。もちろんかなり窮屈さを感じるものは体にとってNGですが、ワンサイズアップしたアンダーサイズだと、ブラジャーが動きやすいケースもあるため、いくつかのサイズを試してみましょう。また、カップにしっかりとバストが収まるかどうか、バストが窮屈な思いをしていないかどうか、多少動いてもずれてこないかどうかも必ずチェックすることがポイントです。ブラジャー選びをきちんと行うことで、この先のバストアップに繋がったり、美しい形をキープできたりします。またバスト成長期なので、定期的にブラジャーのサイズチェックをして、その都度ブラジャーの買い替えが必要かどうかも考えましょう。まだ10代ですが、ホールド感のある育乳ブラを使ってみるのもおすすめです。
【20代編】育乳ブラで24時間バストケアして垂れ乳改善へ!
育乳バストアップブラを使う
普段使いでどんなブラジャーを使っていますか?機能性などはそれほど気にせずに、オシャレ感たっぷりのブラ、セクシーなブラに目を惹かれて下着を選ぶ傾向はありませんか?普通のブラジャーを使っていると、休憩の度にカップ内にバストを入れ直したり、ちょっと腕を伸ばしただけでもブラジャーがずれてしまったり、そんな経験を多くしますね。本来ブラジャーは、バストをしっかりとホールドして維持することを目的として作られているものです。10代~20代前半までは機能性を無視したタイプのものでも、若さゆえお肌にハリがあったので、それで良かったかもしれません。しかし20代後半になってきたら要注意です。お肌と同じようにバストにも元気がなくなってきます。垂れ乳もその中の1つの現象です。それを阻止するためにも日中&夜、24時間フルに活用して育乳ブラでしっかりとホールドし、バストを守っていくことが大切です。
猫背の姿勢を改善する
スマホやタブレットをよく見ていたり、デスクワークだったりで、猫背の姿勢が普段から多いと、バストが育ちにくい環境となってしまいます。首や肩の筋肉がコリ固まり、肩が前に出ている姿勢なためバストがしぼんでしまいます。また猫背の姿勢でいることで、血液の循環が悪く、老廃物が溜まり冷えにも繋がりやすくなります。バストに必要な女性ホルモンや栄養成分が行き届かなくなり、結果的にバストの成長を抑制してしまうことに。もしも実際に猫背なら、気づいた今から改善していきましょう。こちらのおすすめ動画で猫背解消を図ってみてはいかがでしょうか?
【30代編】バストアップマッサージや育乳ブラで垂れ乳を解消せよ!
バストアップマッサージで血行促進
二の腕から肩、そして脇、背中、肩甲骨、鎖骨周辺、肋骨などバストの周りのコリを解消し、血行を促してあげることで垂れたバストに弾力がよみがえってきます。バストアップマッサージの方法はこちらの動画をチェックしてみてください。
24時間育乳ブラでバストケアを実施
ナイトブラの必要性はどう考えているでしょうか?今ではナイトブラの着用を実施している人たちも増えてきています。ノーブラで眠っていると、左右にバストが流れてしまい、バストの形を悪くするだけでなく、寝返りを打つことでもクーパー靭帯が伸びたり切れたりする場合が出てくるので、ナイトブラをつけて眠ってほしいのです。また眠りを妨げない程度のホールド感のあるナイトブラを使用すれば、眠っている間にもバストケアができ育乳効果も期待できるでしょう。垂れ乳を解消するには、ブラジャーを使わない手はありません。24時間着用OKの育乳ブラも販売されているので、そちらもぜひ!その他運動するときには、バストをしっかり固定できるものを選び、クーパー靭帯への負担を軽減することも重要です。
- ・いかにバストを垂れた状態にしないか
- ・ツンと上向きのハリのある美しいバストをいかに取り戻すか
30代からはブラ習慣の見直しをして、バストアップマッサージを積極的に行っていくことが、美バスト形成に必要だと心得ておきましょう。
もう乳が垂れているなんて言わせない!垂れ乳ケアで形の良い美バストを実現しよう
ここで垂れ乳を解消させるためのバストケアについておさらいです。
- ・正しいバストサイズを知る
- ・バストアップマッサージの実施
- ・育乳ブラの使用
- ・充分な保湿をする
垂れ乳をそのまま放置しておくことは、バストそのものの形をより悪いものにするだけなのでNGです。10代~30代までに共通する垂れ乳改善バストケアは、できれば全て実施してほしいものばかり。どれも垂れ乳の状態から、美しいハリのあるバストを取り戻すためには必要なものだからです。もう乳が垂れているなんて言わせないだけの、美しいバストを意地でも取り戻しましょう。